前房・後房と房水
Release: 2006/03/03 Update: 2014/01/28
前房は角膜と虹彩の間、後房は虹彩と水晶体の間をいいます。いずれも房水と呼ばれる「水」で満たされています。
房水は、血液を原料として毛様体で作られます。
水晶体や角膜などの血管を持たない組織に、ブドウ糖やアミノ酸、ミネラル、ビタミンなど活動に必要な栄養と酵素を運びます。
そして、不必要なものは隅角から眼の外へ排泄されます。
関連コンテンツ
網膜は、角膜から入ってきた光を感じて像を結ぶ、カメラでいえばフィルムに当たる部分です。 そこに届いた光を、一瞬にして電気信号に変える組織で、神経細胞とそれをサポートする血管で成り立っています。 温度管…
眼球の正面にある透明の膜で、表面は外気にさらされ瞼に接しています。 一般的に黒目の部分を角膜と読んでいます。厚さは約0.5mmと薄く、主にコラーゲンという物資でできています。 角膜は加齢の影響を受けに…
水晶体は瞳孔を通ってきた光を屈折させ、網膜に像を結ぶレンズの役割をしています。 水晶体は、透明なゼリーをセロファンで包んだような柔らかいレンズです。柔らかいために厚みをかえることがことができ、近くを見…
硝子体は水晶体の裏側に広がる無色透明の、水、コラーゲン、ヒアルロン酸、コンドロイチンなどで構成される流動体です。 ゲル状の物質で、光の通り道であるとともに、眼球を丸く保つ働きをしています。 加齢により…
強膜 角膜に接し、黒目を取り囲むように眼球を覆っています。強膜は不透明な白い膜で、普通白目の部分を強膜と呼んでいます。 脈絡膜 脈絡膜は強膜の内側にあり、角膜や強膜とともに眼球をしっかり包み込み、目の…