高齢化社会と目の老化・老眼の矯正
高齢化に伴う医療費の増大
健康に対する人々の関心が高まりを見せています。
日本では、高齢化社会を迎え、加齢によるものが大部分を占めると思われますが、医療費の増大に向け、国家レベルでの対策が必要とされ、その予算の捻出に苦慮しています。
具体的には、この10月に消費税率の変更が行われ、10%に改定されました。今後、近い将来さらに上がることになるかもしれません。
この状況について、特に年金のみで生活をしている年金生活者の方々からは悲鳴が聞こえてきます。
年金支給額の減額も行われているため、消費増税はダブルパンチということになりますね。
それを考慮するかたちで、食料品などの一定のものに対してだけは軽減税率が適用されましたが、それほどの効果は感じられません。
これからますます高齢化社会は進んでいきますので、政府の的を得た対策が期待されるところです。
加齢に伴う目の老化
加齢に伴う症状にもいろいろありますが、眼の老化も免れないものといえます。
ほとんどの人に症状がでるようで、老眼がその代表的なものでしょう。
近くが見えないというのが、その症状であり、個人差はありますが、40代位から始まるといわれています。
よく中年の人が、新聞を読む時に故意に距離を開けて読んでいる姿が見られますが、それは、老眼の影響のあらわれです。
眼科医によれば、自分自身の加齢を認めたくないことから、老眼への対応が遅れ、余計に身体に負担がかかってしまうなどのことがあるということです。
そして、老眼への対応の遅れは特に女性に多いと聞きます。
目が疲れたり、夕方になると見えにくいなどは、老眼の初期症状といわれていますので、無理をせず、眼科を受診するなど、早めの対応をしましょう。
老眼の進行と対策
老眼の矯正にはコンタクトなどを使うのもいいいいし、もちろん遠近両用メガネもあります。
それぞれの長所と短所を把握したうえで、自分に合ったものを使うようにしましょう。
老眼は進行するようで、、老眼が落ち着くのは60歳前後といわれています。
経済的に余裕のある人は別として、コンタクトやメガネの買い直しも必要になりますので、手の届く範囲の金額のものを使用したほうがいいといえますね。
最後に
さて、コンタクトやメガネの需要は大きくなっているといいます。
それは、ゲームなどのやりすぎによる子供の視力低下もその一因のようです。
コンタクトやメガネの製造・販売会社の業績の伸びを見れば、それは解かります。
上場企業の株価の上昇にもあらわれています。
日ごろのテレビを見ても、シニアグラスという言い方で、多くの会社が売り込みを図っています。
明らかに、高齢者を意識した戦略といえます。
米国をはじめとして、海外メーカーも黙ってはいません。
あの手この手で攻勢をかけてきいて、私たち消費者には、確かな見る目が必要なようです。